>>182です。おおDD100のモーターにはビクターシールが貼られていましたか。
でもビクターマークってことはやっぱり松下製てことなんですよね?
松下が他社に供給するダイレクトドライブモーターってのは、規則的に60度づつカクカクと回転し、
既定の回転数を実現するという人を喰った物だったんです。
だからマイクロも重量級ターンテ−ブルでその弱点を補わなければならなかったですねえ。
まあそれは置いといて、マイクロのトーンアームには最高クラスの精密ミニチュアベアリングが使われていて、
それが高感度を実現してました。マイクロの視聴室(昔は板橋本町にあった)で視聴すると、SMEなんかの
アームよりよほど良い音が出る。ハウリングにも強い。素晴らしいと思ったものですがひいき目ならぬひいき耳か(笑)
でもアーム内部の防振材やリード線などはかなり研究されてました。ロットによってアームの中身が違う。
MA505の新しいものはリード線がかなり太いものでした。
マイクロのモットーはガタの無いアームでした。ガタというのはヘッドシェルを左右からつまんで、前後に動かしても
左右にひねっても、ビクとも動かない(つまりガタツキが無い)ということです。もちろん力いっぱいやってはダメですよ。
これが高音質を生むと言うのです。しかーし、この高精度ミニチュアベアリングはゴムを介してアームに取り付けられている。
ってことは、手の動きではガタは感じないが、レコード針の振動で実際はアームがガタガタしているのではと悩みました。
しかし針の振動の影響は全く無いほどの硬度を、このゴムは維持しているのだ、ということで自分を納得させたのです。
でもやはりナイフエッジタイプの方が理想なのかなあ、などと思っていましたが・・・・。
でも実際に音を聴くとマイクロの方が良い・・・ウーン。
ちなみに現在の数十万円するSMEなどのアームも、ベアリング支持はゴムのはずです。
ベアリングはとても精密で、ちょっとピボットを強く押し当てても痛みが生じてしまう(つまり音が悪い)。
だからベアリング支持のゴムはしかたが無いですかねえ。
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