拘ってるように言ってるわりに

>スタジオには大抵マイクが複数ある。楽器ごとにとか。
マルチマイクのセッティングは誰がやりだしたかまでは知らないが、間違いなく有名にしたのはルディ・ヴァン・ゲルダー。
現代的な録音方法を築き上げた始祖的存在だ。
マイキングの鬼とまで言われて、卓のトーンやEQをほぼ使わない。
実際プロの世界でも、音決めはマイキングでやるのが基本で、トーンやＥＱをこの繰り回す奴は阿呆って言われる。
なぜなら音に広がりが出なくなるからだ。
スタジオの仕事をしたことがある人なら常識なので、今さらこんなところでいちいち説明しなくてもみんな息を吸わないと死んで
しまうってくらいのレベルで知っていることだが、マイキングでたった0.1ミリずらすだけで拾う音像が変わる。
また楽器に対してターゲットにする箇所でも変わってくる。角度、距離でも全然違う。素人耳でも分かるくらいにだ。

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