昔、1万円前後のヘッドホンを少しでも安く買いたいと思い、秋葉原の街を踏破して、同じ製品を
買うのならラジオ会館のサトー無線が最も安いという事実を突き止め、そこで高解像度でクリアな
音がウリのソニーのオープンエア型の製品を買ったものの、同時に比較試聴したパイオニアの密閉型
のヘッドホンの豊かな低音も忘れがたく、後日そのパイオニア製品も購入した為、貧乏学生の身で、
晴れてソニー、パイオニア、それに以前から使っていたビクターを加えて、計3つのヘッドホンを所有
する俄かヘッドホン長者になった。ところが、ヘッドホンで長時間音楽を聴くことに耐えられなくて、
結局新しい2つもほとんど使うことなく筐底深くに秘蔵することとはなり、その後何度か引越しする
うちに、いつの間にやら3つとも所在不明になってしまった。
こういう無駄な買いを物した経験は、オーディオファンなら誰でも一度や二度はあろうかと思われる。
ところで、試しにいくつかの動画の音をイヤホンで聞いてみたら、意外に音がいいので少し驚いた。
イヤホンはいつどこで買ったものか全然記憶が無い。上述の経験から、高いものを買うわけが無い。
せいぜい2、3千円、ひょっとしたら数百円程度のものかもしれない。だから、音質へのイヤホンの
貢献度は極く低いはず。だとしたら、音の入り口としてパソコンの音が優れているということなのか?
>>92のピアノはイヤホンで聞くと、1音1音の粒立ちがけっこう良くて、右手と左手もはっきり
分離して聞こえる。昔オーディオ雑誌の中で、評論家の藤岡誠氏が、右手と左手が分離しない製品は
本物で無いという意味のことをしきりに言っていが、キョウビその程度のことは、パソコン+イヤホン
で難なくクリア出来そうだ。
ついでに、ドラムソロを探して聞いてみたら、太鼓は皮の震えが目に見える位リアルだったが、シンバルは
高音が潰れていて聞けたものじゃなかった。もちろんアップの仕方で、違う結果になることが考えられる。
いずれにしろ、
>>27の理由でハイレゾ音源を買うつもりはないが。
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