カセットいいよね

>>31

いい歳して力み過ぎだ(苦笑)

この記録方式は「ある種のエフェクタ」で変調と復調を経て
独特の質感が生じるがそれが聴覚的には心地良かったって話だ

まぁ確かに通過ロスで生じる信号の鈍り具合とか優しいコップレッションの
具合が適度に情報を制限するオリフィス的なフィルタ効果は他に無い長所だ

だがアナログ記録機器には共通する「不可避な欠点」の
回転ムラは聴いていて本当に悲しく何度も何度も失望した

だからこそCDの出現には歓喜したのさ

だって鞄に入ったディスクマンは動くと飛びはすれど
通勤中でも素晴らしいピッチ安定にやっと安心できた

まぁしかしあれから時代も進んだよ

個人でもテープ変調・復調を模す事ができるデジタル処理が
気安く手に入る時代でソリッドメディアに深い疑似テープ劣化的な
加工を施し記録すれば、かつての懐かしい空気感に全身が覆われる

デジタルだと使えるレンジを最大限使い切れ
しかも最重要なピッチは完全正常を保っている

愛好はご自由だし、まだ末端領域で十分通用する

がしかし音質が良いなんて嘘を声高に語られては
「おい、それは違うぞ」と指摘せざる得ないさ

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