私は3年間だけ某オーディオメーカーに居たんですけど(もう潰れちゃいましたけどね)、
そこで雑誌広告やカタログ等文章を作成する部署にいました。だから試聴室も出入り自由
でしてね(この試聴室は開発担当者も使うんですよ)。そこには世界の名だたるスピーカー
とアンプが置かれてたんですけど、私のお気に入りはJBL+マランツでしたね。
ホントは自社製品の印象を書かなければいけないんですが、自社の物が繋がってると
「ちぇっ」っと舌打ちしてJBLとマランツに繋ぎ変えちゃう。
スイッチボックスで切り替えるようにはなってなかった。あれは音を著しく劣化させますからね。
スピーカーコードも色々聴き分けて選んだ無酸素銅なんとか線(リッツ線だったかな)て太いやつ。
で
>>23 さんには申し訳ないんですが、ジャズは当然のこと大編成のクラシックや小ぶりの
弦楽四重奏、ビートルズや吉田拓郎、果ては都はるみまで圧倒的な臨場感で聴くことができました。
耳がもうジムラン信者になってしまってたんですかね。でも部署内でレビューのためJBLを試聴する
場面で、アーサーフィードラーのペールギュント等をJBLで鳴らすと、終わった瞬間は圧倒的
パワーに皆しばらく声が出なかったですね。自社製品だとなんだかんだと議論が沸騰するんです
けどね。皆ジムランの魔法にかかってしまうんですね。
JBLの型番はすっかり忘れてしまいましたが、筐体の色はグレーで38センチウーファーが2発
ついたものでした。マランツのパワーアンプはブルーのメーターがひときわお洒落なやつでしたね。
もし願いが叶うなら、あのシステムでポールマッカートニーの最新録音を聴きたいです。
長文スレ汚し失礼。
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