でかくて重たいカーボンコーンのバブル国産(中型w)ブックシェルフってスピーカーたちは
当時流行ったスタジオ録音のTOTO調ハイファイ調の音は格好よく鳴っていた。
ヒットチャートに出るような歌謡曲やポップスは格好よく鳴った。
でもライブ録音のCDやFM中継はじつにメリハリ無くこじんまりな音がしたもんだ。
で、オーディオ屋はアンプのせいだと買い替えを勧めるw
f0:28hz〜ってすっげ低音出る高性能!的な売り方買い方だったし
当時の雑誌でもそういうスピーカーがやたら褒められていた気がする。
当時すでに一昔前の紙コーンの大柄な高級SPたちは
ディスコで鳴るような重低音は全然出なかった
流行っていた派手な音色では鳴らなかった
オーディオ販売会社のジジイの社長・・・五店を抱える会社だったが
本社一階に自分の小さい店を構え真空管アンプとかホーンドライバとか
当時の俺が見ればガラクタだった物を並べ・・・
支店の商品は全部捨てても良いほどのクズなんだと髭面で笑っていた。
たいした出力もないであろう草創期のTrアンプや真空管アンプで
(今思えばAMCRON DC300とかマッキンだったりする)
ライブの床の音や天井の音を嫌みなく過不足なく聞かせてくれた。
アルバイトで買ったダイヤトーンやサンスイαを最新高性能Hi-C/Pだと信じていたのに
自分の音楽の世界が広がったらそれがガラクタだと知ってしまった。
アンプは重ければ重い程良いと信じていたし周波数帯域というのは広いほど良いと
当時は真面目に信じていた。
ハイスピート・・・今でも意味は判らんけど
バブルなオーディオが世の中から飽きられて来た頃に盛んに言われだした気がする。
雑誌の評論家が全員ウソツキで、そいつの本音は複数の雑誌の記事を読んで
知ってる機材の自分の感想を併せて本音を推察するまでしないと価値がないと気付いた。
新型が進歩でないと皆が気付いて皆が生きる方向を見失った時期でした。
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